旅に出たい、その思い

旅の計画の話しを始める前に、何故私が世界中を旅したいのか語らせてください。
と、言っても実際は語るほど大きな背景や夢がある訳ではありませんが。。。
まぁ聞いてくださいw

小学生の頃から家には常に
野球やその他スポーツ観戦チケットや美術館、特別展示の無料招待券が
無造作にありました。
理由は、父が新聞社に勤めていたから。

当事は、新聞を定期購読すると貰えるのかなー？程度にしか考えていませんでしたが、
今にして思えばすばらしい環境でした。
半分以上ゴミ箱行きになっていた当時が悔やまれます。

自然と、美術館・博物館・特別展示会に行く回数も増え、
エジプト展やインカ展では、現地で直接見てみたい～♪　と心を躍らせていました。

ちなみに、小学生～中学校迄の将来の夢は、考古学者です。
・・・考古学者を断念したのは、また別のお話。

もう少し大人になってから、まぁ、ベタというか、ちょっと恥ずかしいですが
『MASTERキートン』を読んで（読んだ事のある人は、あぁｗｗｗ　って感じですよね）、
やっぱ、遺跡ってすごい！見たい！と何度も読み返し、その中で
5巻の「ハーメルンから来た男」「ハノーファーに来た男」「オルミュッツから来た男」 
を読んだ時に、あぁ、ジプシーになりたい・・・・・・・日々暮らしながら、移動する事が日常で
遺跡を見て周りたい・・・と思ったのが最初でした。

本気です。

とはいえ、生活しなければならないし、なんかサラリーマンにならないといけないんだよね？
と、周りに流され社会人になり、とりあえず仕事・仕事・仕事中心の日々でした。

転機は、転職後のあるプロジェクトでした。
日本国内・海外の出張生活を繰り返す生活が始まり、
週末に現地から1人で遠出をする事が増え、色々な都市・国を見て
1人で電車やバスに揺られながら、思い巡らす事は

やっぱり、私は旅に出たい。流浪の民になりたい。

再燃です。
何時からこんな事になったんだ？と。疑問を感じつつも、矛盾ですが生活の安定を求めて
とりあえず仕事はしなければ、と自分に言い聞かせていました。
そしてもう１つ。

旅に出るならパートナーが欲しい

という願い。
1人旅はその良さも勿論あるし好きなのですが、感動した瞬間を分かち合える人が欲しい、
写真に収めても、後で見るとその感動も薄いし、なかなか共有できない。
一応女なので、男性に比べ女1人は危険度も増すしな。。。と。

なんて、自分の心に矛盾を抱えつつ惰性の日々だった所に
ミチルさんに出会いました。

最初からこの話を彼にしていません。
生涯のパートナーになろう、と決めた後、何かの会話の流れで”旅をしたい”と話をしたら
彼が私の夢にエンジンを付けてくれました。

旅の計画をはじめたいと思います。