これから世界遺産を見に旅に出る訳ですが。
ある日、知人と世界遺産を制覇する話に花を咲かせていると、
「どうしたらその世界遺産を行った事にするの？」
と質問されまして。
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| 鎌倉の大仏様 |
なるほど。
確かに何か基準を決めておいた方が良いかも。
ってなんで、決めておいた方が良いかというとですね、
世界遺産1件の登録=1建物 という単純な話では無いから。
■世界遺産の登録範囲って？
そうなんですよ。そこがポイント。世界遺産への登録申請を行う際には、
「登録理由」と「登録範囲」を提出する必要があります。
それらに従って専門機関が現地を調査し、世界遺産に登録される条件（登録基準）を満たしていると判断されると晴れて世界遺産となる訳です。
で、この「登録範囲」は、
世界遺産1件の登録=1建物 という事の方が少なく、また広範囲だったりする。
のです。
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■エリアで登録
実際にエリアを見てもらいましょう。例えばこの間行った屋久島。
屋久島全体が世界遺産だと勘違いをしている人が多いのですが（島全体が美しいので無理も無い）、屋久島の世界遺産エリアは島全体では無く、右図黄色の範囲内だけなんです。
なんと、もののけ姫で有名な「白谷雲水峡」や、延々と続くトロッコ道は世界遺産登録範囲から外れているという事実。（私もびっくり）
で、制覇となると、
・・・・範囲内にある全ての登山道を踏破？ (￣Д￣；；まじですか？
■物件が盛りだくさん登録
まだまだあります。日本人にはなじみの深い修学旅行の聖地京都。京都もまた「古都京都の文化財」という名で世界遺産に登録されています。
あれ？確かに世界遺産になってもおかしくないよね。
で、どれが世界遺産？って思うでしょ。思うでしょ。
こんなんだからですよ！ ((o(>皿<)o))⇒ 有名な所は世界遺産なんです。
たぶん修学旅行で行ってますよ。
馴染みあり過ぎて世界遺産って気が付かないだけな、
その数 17物件！
1)賀茂別雷神社（上賀茂神社）（京都市北区）
2)賀茂御祖神社（下鴨神社）（京都市左京区）
3)教王護国寺（東寺）（京都市南区）
4)清水寺（京都市東山区）
5)延暦寺（滋賀県大津市坂本本町・京都市左京区）
6)醍醐寺（京都市伏見区）
7)仁和寺（京都市右京区）
8)平等院（宇治市）
9)宇治上神社（宇治市）
10)高山寺（京都市右京区）
11)西芳寺（苔寺）（京都市西京区）
12)天龍寺（京都市右京区）
13)鹿苑寺（金閣寺）（京都市北区）
14)慈照寺（銀閣寺）（京都市左京区）
15)龍安寺（京都市右京区）
16)本願寺（西本願寺）（京都市下京区）
17)二条城（京都市中京区）
そうね4～5日かければ回れますね。うんうん。
でもね、知ってます？この17物件の拝観料合計額。
御一人様 12,800円
■世界遺産の達成条件
制覇とか使って本当にすみませんでした。ごめんなさいごめんなさい。で。冒頭の
質問：
「どうしたらその世界遺産を行った事にするの？」
回答：
「看板探して写真撮影するよ！o(^▽^)o」
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| 屋久島制覇！ |
*今回は言い訳がましい為、顔文字多用でお送りしました。。。。
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